せきららキララ

木ノ子が生い立ちとか色々と自分語りするだけのブログ

返り血を知る

また物騒なタイトルにしてしまったのは、昔話と懺悔と苦悩の日記だからです。
は?


「子どもなんて大抵そんなもんだよ」と言われそうですが、私は自分でも自分が何を考えているのか分からないときや、何を言ったのか、あるいは何をしたのか、しばらく時間が経たないと分からないといったことがしばしばありました。
しかもそれが二十歳ぐらいまで続いた。子どもちゃうやんけ。

……ひょっとしたら、病院に行ってたら何かしらの診断を下されていたかもしれません。解離性障害か、ADHDとかASDとかあたり。
2年ほど前から精神科に通院してはいるものの、それ関連の話はしていない(専ら現状の体調や趣味や仕事の話ばかりで、生い立ちや家族の問題は聞かれてないし話してない)ので、真相は闇の中。

特に小中高はなまじ成績が良かったせいか、問題児扱いはされてなかったんですよね。でも今考えたら「歩く迷惑」みたいな存在だったんちゃうかな……とか。




そう、この時間が経たないと分からないというのが厄介なんです。


小3ぐらいからほのぼのと仲良くしてた女の子、もうアルファベットどこまで使ったか忘れたからSちゃんとします。この子に対して私、小6のときめっちゃひどいことしてたよなというのが最近頭から離れなくて。

水泳の授業の自由時間では「リアルスマブラ」と称して水中で突き飛ばしたり殴る蹴る等の暴行を加えてたり(無論水中なので大した勢いはありませんが)、彼女の家に遊びに行ったときには彼女のおもちゃ箱を放り投げて遊んでたり。
明確に思い当たるのはこのへんで、ひょっとしたらもっとひどいことしてたかもしれない。

別件ではありますが、中学の野外活動や高校の部活の合宿でも、夜遅くなるとキレ散らかしてたらしいというのを翌朝になって周囲から知らされる(険悪なムードで)といったこともしばしばあったし。

高校生のとき一度だけ友達と話してて泣かせちゃったこともあるんですが、何言って泣かせたのかだけがスポーンと抜けてる。音楽室の隣の楽器庫で、季節が夏だったことだけわかる。


……なーにが「私いじめられっ子なんですぅ」じゃ。立派ないじめっ子じゃ。
でもって都合よくその記憶だけ抜け落ちてるって何やねん。


そらSちゃんも連絡よこさなくなりますわ。彼女自身が内向的な子だったから明確な抵抗を受けた記憶はないんですが、総合学習のグループで調べ学習してたとき、知らない間に私だけハブった状態で土日に集まって作業してたりとか、こちらから送らない限り年賀状が来なくなっていって最終的にはこちらが送っても返ってこなかったりとか、まあ当然ですわな。
でも今さらこっちから連絡とって謝るのも相手にとっちゃ迷惑やし。


何であのときあんな状態やったんやろ、と考えても仕方ないことが頭の中をぐるぐるしています。
そのせいか、最近は自分が学生の身分である夢を見ることが多い。





あとは、サブアカの方でTwitterにも投稿したけど、昔から「他人が言われて嫌なこと」みたいなのがよく分からなくて。
でもまあ27年の人生でそれなりに経験値を積んではいるし学習もしてるつもりなので、可能な限り人を傷つけない言葉を選んだり、フェアネスを意識して話したりするように努めてるけど、それでもまだまだ言った後で「あ、やらかした」ってなることがある。
言った後で気づく、ということができるようになったのは少しだけ成長した証かもしれんけど。

たぶん大学の楽団の同パートの女の子たちと最初うまくやれなかったのは、18年や19年の人生経験における学習が足らず言葉選びに失敗してたのと、それに気づいてなかったからなんちゃうか?と推測はするものの、記憶がないから何とも言えない。


掘り下げてみたら、幼少期の何やかんやが原因で……みたいなのがあるかもわからんけど、ここではやめときます。


コミュニケーションイズディフィカルト、の前に私は私をちゃんと制御したい。理解したい。
傷つけ傷つきつつも騙し騙し生きてた今までの自分では嫌。


自分を見つめるというのには一人で籠ってるのも必要なのかもしれないけど、鏡になってくれる人がいたらいいのにな。誠実で優しい人。ちゃんと話してくれる人。なかったことにしない人。
……そりゃ、前から言ってる想い人なら最高ですけど。パートナーになるのはお断りされちゃってるしね。

でも人との関係をゼロから構築するのってすごくエネルギーがいるし、関係を構築したとしても継続するのにも努力や歩み寄りが必要だから、現状私は金銭の対価として「密室にて完全に自分だけに向けられた時間と接触」を限定的に他者からいただくのが精一杯なんだよなあ。
……リリーヴさん、お財布の都合上月イチが限界ではありますが本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。


みんな同じで、それを隠しながら生きてるんだろうか。
それとも、特にこんなこと悩まなくても大多数の人間は生きていけるのだろうか。


人の声が聞きたい。人の心を知りたい。この"人"は自分自身も含めて。

……だから文字を読むのですが、いかんせん病状のおかげかおおよそ5000字以上の活字が読みづらく。
リハビリしなきゃね。朝外に出られたの、1回きりだけどね……
満員電車に乗れる気がしないぜ……


全部冬のせいだ。