せきららキララ

木ノ子が生い立ちとか色々と自分語りするだけのブログ

三月坊主

またまたお久しぶりと相成りました。タイトルまるっと一発変換できてワロタ。でもそんな熟語はないっぽい。謎。



しばらくブログを書いていないのはリアルが充実している証か?それとも病状が悪化してそれどころではないのか?とお思いのそこのあなた!

……ぶっちゃけどっちでもないです。
元々生い立ち記録として立ち上げて、だいたい生い立ちの話や思ってることは書き上げたので、ブログの記事としてドドンと書けるネタがあんまりなくなってきた、が本音かな。

……私「ぶっちゃけ」ってよく使うよね。ぶっちゃけまくってる。ぶっちゃかー(butchaker)。ぶっだーん、さらなーん、がっちゃーみー。


閑話休題


あ、そういえばツイキャス始めてみたんですよ。文字ではなく声での発信。
ブログと違って引用が正確にできないのがネックではあるけど、ぱぱっと手早く生の感情を訴える(?)のには適してるなーと感じました。

過去の録音を公開してますので、もし興味がおありでしたらご覧ください。そして次回のキャスをお聞きになりたい場合はサポーター登録よろしくゥ!



■第1回:退職の話とセクシャルマイノリティの就活の話
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■第2回1枠目:福祉(公的扶助)の話と学問の話
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■第2回2枠目:美容の話と「化粧を強要される」話とセクシャルマイノリティを取り巻く現状の話
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※途中で出てくる書籍はこちら。

セクシュアリティの多様性と排除 (差別と排除の〔いま〕 第6巻)

セクシュアリティの多様性と排除 (差別と排除の〔いま〕 第6巻)


■第3回:レズ風俗とビアンバーの話
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そうそう。第1回の概要に書いてあるとおり、今月末で退職し、無職になって療養します。高等遊民
実際のところ経済面で困窮しそう。同情するなら金をくれ。平成の名台詞ですね。

という訳でAmazonの欲しいものリストも載せておきます。てへ。

https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/15LI34O2TQFAB/




あ、今後も更新頻度はあまり高くならない予定です、おそらく。

セクシャリティジェンダーの話、ツイキャスTwitterアカウント @kinoko_enfys の方で展開していく予定ですが、日常の話なんかも結構します。

@konohana_dou では創作や映画の話をします。頻度は落ちてるけど……


では、今後もどうぞよしなに。

啓蟄の気配

二十四節気、全部は覚えられない。

……という訳でお久しゅう。冬眠明けの虫ことわたくしです。


今回のテーマは「牧村朝子(まきむぅ)氏の『百合のリアル』を読んでボロ泣きしたので色々語るための記事を書いてみた件(ラノベタイトル風味)」。


百合のリアル (星海社新書)

百合のリアル (星海社新書)


まずはレビューというか本の紹介的なものを。Amazonに書け?うるせー知らねーファイナルファンタジー



口コミをほぼ見ずに通販で買ったのでエッセイかと思っていましたが、エッセイ部分(まきむぅからの手紙)とストーリー部分(5人の登場人物の対話と一部漫画)に分かれています。ました。
ストーリー部分はいわゆるノンケ、つまりシスジェンダー・へテロセクシャルである「マジョリティ」の登場人物と、そうではない「マイノリティ」の登場人物が出てくるので、マジョリティ側の人にも読みやすいはず。
また、タイトルにでかでかと「LGBT」「セクシャルマイノリティ」といった単語が使われてないし、文中の漢字には一部ふりがなもついているので、中高生……なんなら小学校高学年ぐらいの子も手に取りやすいのかなと。

とはいえ決してターゲット層が子どもや若者に限定されている訳ではなく、特にジェンダーセクシャリティ初学者の足掛かりとしては非常に有益なのではないでしょうか。あとは自分のセクシャリティに悩んでいる人、悩んでいた経験のある人。これは年齢問わず。

タイトルに「百合」とあるのでゲイやトランスジェンダーアセクシャルなんかの話は含まれないのかな?と思いきやちゃんと記載されていますし、ちょっとネタバレにはなりますがストーリー部分には「ノンオペMtFレズビアン」の登場人物もいます。また、ヘテロノーマティビティ(異性愛規範)やセクシズム等の偏見についての言及もあり、このあたりは特に「若くない世代」のノンケの方々にも……読んでほしいな……なんて。


私はトランスジェンダーではないのですが、シスジェンダートランスジェンダーXジェンダーの解説に「体の性別が~~、心の性別が~~」ではなく「他者から認識される性別が~~、自分で認識している性別が~~」と書いてあったり、そもそも何をもって「男」あるいは「女」と断定するのか?というところまで言及されており、隅々まで配慮が行き渡っている……というか「雑」な部分がないな、と感じました。




さて、ここからは「まきむぅからの手紙」パートに対する個人的な感想。


……の前に少し私の話をしておきますと、実のところ小6で女の子を好きになったとき罪悪感や違和感はなかったんですね。セーラーウラヌスネプチューンであったり、大道寺知世木之本桜であったり、親友以上の関係の女の子たちをフィクションで見てきたので。
でもその後「レズビアン」という言葉を知って、私これじゃね?えっ普通じゃないんだ……となったときの動揺や、隠さなければという強迫観念といったものが生じた時期もあったので、牧村さんご自身についての上記と同様の描写を読んで「あーーーー!!!!それ私もそうだったわーーーーー!!!!!」と悶絶ないし号泣しました。

「ぶっちゃけ半年前ぐらいからセクシャルフルイディティ自称してるけど、本当に私はこの分類でいいのか?パンセクとか"バイ寄りのビアン"とかではないのか?誰か診断して!」とか、「もう分類とかどうでもええわ……けど自分のポジション言えないと、界隈で"自己紹介"しづらいかな……」とか長年悩んできたのですが、「自分で選び取ったのはアイデンティティ、他者から当てはめられたのはカテゴリ」という言葉に背中を押された気がします。こういうの最近は「エンパワメント」って言うのかな。これからは堂々とセクシャルフルイディティ名乗ろう。そして解説して「こういうやつもおるんやで」と広めよう。





そして、去る2/24(日)に「百合のリアル」発売6周年記念トークイベントに参加してきました。

こちらは、本の内容についてのトークというよりは「本を作るまで」の色々なお話。
著者である牧村さんと、企画・構成・作画の小池みきさん、編集の今井雄紀さんによる鼎談と質疑応答という形式でした。
実際に本を出版したいという方が持参した企画書を配布していただき、それを見つつ小池さんや今井さんがアドバイスするといった貴重な機会も。
(あまり細かいことをレポするとせっかくお金を払っていらした皆様に悪いので、大雑把なことしか言えませんが……)




ここからは個人的な話。

上記の質疑応答のコーナーで「今後、校正・校閲の仕事をしてみたいと考えているがどうすればいいか」と質問したところ、未経験者採用を行っている企業さんのご紹介いただいたうえ、校正・校閲のお仕事内容についてもご教示いただきました。
以下、ちょろっとまとめ。


・初心者が担当するのはたいてい書籍ではなくチラシ。

・仕事のうち誤字脱字や文法のチェックは半分ぐらいで、残りの半分は"事実確認"。
例えば「移民の流入が~~~である。」という文に対して、"流入"という単語を使うべき文脈なのか、"である"と断定してしまっていいのか、みたいな。単純な間違い探しではなく頭脳労働も多い。

・趣味が登山です!みたいな人であっても肩や腰にくる肉体労働でもある。椅子が商売道具というやつか……

・読んでるうちに本に入り込んでしまう人はあまり向いていない。

・(当然ながら)在宅で仕事して生活できるレベルの報酬をもらうにはそれなりの実質が必要。



……好きなことよりも、向いてる(かもしれない)ことを仕事にしたら楽に生きられるのかな、と思っていたのですが、まあ苦労せずに食べていけるような楽な仕事なんてものはなさそうですよね。。。

でもなー復職してから転職活動できる余裕なさそうな気がするし、仮に復職した場合どこの部門で働くことになるのか分かんないし(弊社は休職後に元の部署には戻れない)。
ぶっちゃけ休職もね、その期間中通院の都度会社に連絡入れたり、各種書類を記入して役所や会社に提出したり、完全に解放されて療養(あるいは自分探し)に専念できた訳ではないのよね。

一応母からはしぶしぶ「貯金が100万円切るまでは好きにしていい」と承諾されたものの、ちょいちょい「3月過ぎると採用してくれる企業減るから早めに行動!」「とりあえず転職サイトに登録だけでもしてみたら?」とか言われたり。
……個人情報の入力がだるいとかメール爆撃されるのがうざいとかもそうなんだけど、「職務経験」や「スキル」欄を見て「私、"無"だ……」って絶望するのが鬱に拍車をかけるので嫌なんじゃ~!

そして医師に先日「あんま復職したくないんすよね~」と言ったら「そうだったんですか!初耳です」と言われてしまった、、、前に言ったつもりでいたけど、、、




……という感じで、読書できる余裕ができたりイベントに参加して耳寄りな情報を得たりはしたものの、休職の期限が月末に迫ってるので焦りを感じているわたくし。
ウオアアアアーーーーッ!!!!!!!!\( 'ω')/

返り血を知る

また物騒なタイトルにしてしまったのは、昔話と懺悔と苦悩の日記だからです。
は?


「子どもなんて大抵そんなもんだよ」と言われそうですが、私は自分でも自分が何を考えているのか分からないときや、何を言ったのか、あるいは何をしたのか、しばらく時間が経たないと分からないといったことがしばしばありました。
しかもそれが二十歳ぐらいまで続いた。子どもちゃうやんけ。

……ひょっとしたら、病院に行ってたら何かしらの診断を下されていたかもしれません。解離性障害か、ADHDとかASDとかあたり。
2年ほど前から精神科に通院してはいるものの、それ関連の話はしていない(専ら現状の体調や趣味や仕事の話ばかりで、生い立ちや家族の問題は聞かれてないし話してない)ので、真相は闇の中。

特に小中高はなまじ成績が良かったせいか、問題児扱いはされてなかったんですよね。でも今考えたら「歩く迷惑」みたいな存在だったんちゃうかな……とか。




そう、この時間が経たないと分からないというのが厄介なんです。


小3ぐらいからほのぼのと仲良くしてた女の子、もうアルファベットどこまで使ったか忘れたからSちゃんとします。この子に対して私、小6のときめっちゃひどいことしてたよなというのが最近頭から離れなくて。

水泳の授業の自由時間では「リアルスマブラ」と称して水中で突き飛ばしたり殴る蹴る等の暴行を加えてたり(無論水中なので大した勢いはありませんが)、彼女の家に遊びに行ったときには彼女のおもちゃ箱を放り投げて遊んでたり。
明確に思い当たるのはこのへんで、ひょっとしたらもっとひどいことしてたかもしれない。

別件ではありますが、中学の野外活動や高校の部活の合宿でも、夜遅くなるとキレ散らかしてたらしいというのを翌朝になって周囲から知らされる(険悪なムードで)といったこともしばしばあったし。

高校生のとき一度だけ友達と話してて泣かせちゃったこともあるんですが、何言って泣かせたのかだけがスポーンと抜けてる。音楽室の隣の楽器庫で、季節が夏だったことだけわかる。


……なーにが「私いじめられっ子なんですぅ」じゃ。立派ないじめっ子じゃ。
でもって都合よくその記憶だけ抜け落ちてるって何やねん。


そらSちゃんも連絡よこさなくなりますわ。彼女自身が内向的な子だったから明確な抵抗を受けた記憶はないんですが、総合学習のグループで調べ学習してたとき、知らない間に私だけハブった状態で土日に集まって作業してたりとか、こちらから送らない限り年賀状が来なくなっていって最終的にはこちらが送っても返ってこなかったりとか、まあ当然ですわな。
でも今さらこっちから連絡とって謝るのも相手にとっちゃ迷惑やし。


何であのときあんな状態やったんやろ、と考えても仕方ないことが頭の中をぐるぐるしています。
そのせいか、最近は自分が学生の身分である夢を見ることが多い。





あとは、サブアカの方でTwitterにも投稿したけど、昔から「他人が言われて嫌なこと」みたいなのがよく分からなくて。
でもまあ27年の人生でそれなりに経験値を積んではいるし学習もしてるつもりなので、可能な限り人を傷つけない言葉を選んだり、フェアネスを意識して話したりするように努めてるけど、それでもまだまだ言った後で「あ、やらかした」ってなることがある。
言った後で気づく、ということができるようになったのは少しだけ成長した証かもしれんけど。

たぶん大学の楽団の同パートの女の子たちと最初うまくやれなかったのは、18年や19年の人生経験における学習が足らず言葉選びに失敗してたのと、それに気づいてなかったからなんちゃうか?と推測はするものの、記憶がないから何とも言えない。


掘り下げてみたら、幼少期の何やかんやが原因で……みたいなのがあるかもわからんけど、ここではやめときます。


コミュニケーションイズディフィカルト、の前に私は私をちゃんと制御したい。理解したい。
傷つけ傷つきつつも騙し騙し生きてた今までの自分では嫌。


自分を見つめるというのには一人で籠ってるのも必要なのかもしれないけど、鏡になってくれる人がいたらいいのにな。誠実で優しい人。ちゃんと話してくれる人。なかったことにしない人。
……そりゃ、前から言ってる想い人なら最高ですけど。パートナーになるのはお断りされちゃってるしね。

でも人との関係をゼロから構築するのってすごくエネルギーがいるし、関係を構築したとしても継続するのにも努力や歩み寄りが必要だから、現状私は金銭の対価として「密室にて完全に自分だけに向けられた時間と接触」を限定的に他者からいただくのが精一杯なんだよなあ。
……リリーヴさん、お財布の都合上月イチが限界ではありますが本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。


みんな同じで、それを隠しながら生きてるんだろうか。
それとも、特にこんなこと悩まなくても大多数の人間は生きていけるのだろうか。


人の声が聞きたい。人の心を知りたい。この"人"は自分自身も含めて。

……だから文字を読むのですが、いかんせん病状のおかげかおおよそ5000字以上の活字が読みづらく。
リハビリしなきゃね。朝外に出られたの、1回きりだけどね……
満員電車に乗れる気がしないぜ……


全部冬のせいだ。

布団に入団する

っていう言い回し考えた人最高すぎる。どこで見たのか忘れたけど。

「ぬの団」っていうグループ的な何か作りたいな。と思ってたら「おふとん大学」なるオンラインサロンができたらしいのでちょっとパクりっぽくなっちゃいそう。ぐぬぬ

twitter.com





さてさて、お久しぶりなので何かを語る記事というよりは近況報告めいたものをつらつら書いていこうと思います。

いくぜ!



* * * * *



【1. ツイートがバズりました】

これ。

twitter.com

ツリーにも書いてますが、「ヒール強制についてなんや盛り上がってはるなー、私も高いの苦手やわ。せや、こないだの似非とっくりマナーに乗っかってこんなんもあったらええやんけ!」と思ったのがきっかけのただのぼやきです。
でもぶっちゃけヒールありパンプス"強制"の風潮はまじで滅びてほしい。履きたい人は履いたらいいですよ。

というかスーツが2パターンしかないのがイケてないよね今時。そもそもスーツとか正直日本の気候にも合ってないし。

twitter.com



【2. #いつでもおかえり に参加しました】

「ビスケット」の代表しみこさん(https://twitter.com/shimiko1031)をはじめ有志の方々で運営されている、年齢性別所属不問の駆け込み掲示板(というかチャットルームのようなもの)。
詳しくはこちらのツリー参照↓

twitter.com

1/30に「LGBTnight」の告知ツイートを拝見した勢いでしみこさんにDMを送り、参加してみました。
私は常日頃からTwitterでポコポコと独り言を投げまくっているのですが、ちゃんとレスポンスが返ってくる場所というのはとてもありがたい……嬉しみ……



【3. カフェバーやどりば に行ってきました】

歌舞伎町の奥の方にある会員制カフェバーです。

baryadoriba.jimdo.com

前からうっすらと存在は知っていたのですが、2/2に初めてお店に連絡をし、扉を叩きました。
医者や薬剤師や店員以外の生身の人間とひっさしぶりに話した……良き……(語彙力)
ゆるっとした雰囲気、お酒が飲めなくてもノンアルコールが充実してる(カフェでもあるからね!)のも良きポイント。居心地よくてつい長居してしまった。また行きます。お世話になります。

あと、哺乳瓶で飲んだアマレットホットミルクが最高だった。
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今週末2/10は哺乳瓶導入から1周年だそうですよ。行くしかねえ。



【4. CHARATにハマりました】

今流行りの、目の形や髪型を選んでアバターやアイコンを生成できるサービス。
とはいえ「強い女メーカー」等で有名なPicrewより前からあったっぽいですが。

charat.me


既製のキャラクターの再現から、昔所属してた楽団の仲間の似顔絵、今頭の中にあるキャラクターのデザインなどなど色々遊べる。楽しい。(語彙力)


CHARAT YOCO で昨年から作ってる「カランコエの花」の4人の横顔アイコンでヘッダーを作ってみたり、
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CHARAT Run では2/20にアップリンク吉祥寺で公開される「放課後ソーダ日和」の3人のデフォルメアイコンを作ってヘッダーにしてみたり、
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CHARAT CHOCO でクラリネットパートの愉快な同期たちをちびキャラにしてみたり、
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CHARAT MONO でモノトーン基調のオリキャラを作ってみたり。
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なんとなく作業療法的なパワーがある気がする。
箱庭療法アバター版的な?臨床心理学に詳しい誰か、考察してみてください。
時間が溶けるけどやめられないとまらない。



【5. 尿管結石で緊急搬送されました】

というか痛すぎて自分で救急車を呼んだ。右側だったから虫垂炎の可能性あるかなと思って。。。
結石は生理痛とは質の違う刺すような痛みで、病院着いてからも呻きながらのたうち回り、2回嘔吐しました。
死ぬほど痛み止めの点滴流し込んでCT撮って「水いっぱい飲んで自然に排出されるのを待つしかないですね。痛み止め出しときますんで」だった絶望感……いや入院沙汰や手術よりはいいんだけどさ。パジャマのまま外歩いて電車乗って帰るの惨めだった。。。

27年間のログインボーナスで石配布ってかwとふざけてたら救急科だったので1万円弱かかりました……ヤバすぎる課金石だった。
絶対二度と発生しないでくれ。



【6. 各種手続きの書類を提出したり役所にもらいにいったりしました】

ほめて。
まだ全部じゃないけど!


* * * * *


と、こんな感じで過ごしてました。

本当は毎朝3時間程度の外出してリハビリするよう医師に指示されてるんだけど1回しかできてないよ~~~!体調もメンタルも波があるんだよ!!!!
復職への道は遠い。
まあ私は別にそこまで急いでないんだけど、医師や母親や会社は割かし急かしてくるし、休職期間3月末までしかないし、そこで退職となるといくら傷病手当金自立支援医療制度使ったとしてもマネー的な問題があるからなあ……


やどりばで出会った方にこの2つをお教えいただいたので、元気があるときちょっと見てみようかななんて思ってます。

www.laplace-setagaya.net

shigoto100.com



以上。

鴨川アンダーザブリッジ

ヒーモヒモヒモヒーモヒモ、みたいな曲ありましたよね。本家の荒川アンダーザブリッジの方に。


本日は前置き少なめで、かつて下記の記事にもちょろっと書いた、大学生の頃に京都でバンドやってた話をしようかと思います。


kinoko-konohanadou.hatenablog.com


結成したのは現役京大生理系女子5人によるダメ系(アニメやゲーム、ボーカロイドの曲なんかをやる)バンド。私はキーボード担当。
活動期間は2010年夏~2012年春先。なぜなら3年になってみんな実験や実習が忙しくなったから。自然消滅のような形でした。

練習場所は同志社大学そばのBURUや、北白川通り沿いのRAG。キーボード背負ってオール立ち漕ぎ(荷台にぶつかるから)で走り回ってました。若さの力。

行ったことのあるライブハウスは京都だと、けいおん!の聖地としても有名な四条烏丸MOJO祇園のSilver Wing、四条河原町下ったとこのARC DEUX、岩倉のfanJあたり。大阪だと心斎橋の Avenue A。ここが最後のライブやったなあ。

ダメ系バンドの曲はバックにオケ構えてたり打ち込みが多かったりするのが多いので必然的にキーボードの負担は大きめなのですが、エレクトーンを齧ってたおかげかモバイルシンセの音作りはさほど難しく感じず、他バンドの方々に褒められるなどもしていました。が、時々対バンする人たちの中には複数台持ちのガチ勢がいてめちゃくちゃひるんだり。
凝ろうと思えばいくらでも凝ることはできたのかもしれませんが、吹奏楽団と学業と生活とのバランスを考えてみるとどうしても中途半端になってしまったのが心残りではありますね。課外活動が原因で留年しても許される家庭環境や経済状況ではなかったので……




環境といえば、バンドをやっていると様々な方々と関わる機会がありました。
高卒だったり高校中退だったりフリーターだったり、もし私が吹奏楽団だけ、あるいは吹奏楽団すら入っていなかったら関わることがなかったであろう人たち。
(※吹奏楽団は他大学出身のメンバーもいたので、私学の女子大やら芸大やら教育大学やら、これまたサークル活動をしていなければ関わりえなかった人たちとも知り合うことができました)


……実のところ、若かりし頃(!?)の私は小中学生時代のいじめられ経験から「受験で高偏差値校に進学し、あんなやつらとは関わりのない社会の上澄みに登り詰める」という歪んだ思想を持っており(中学までの知人友人とはごく少数の例外を除き全く連絡をとっていない)、また母もそれを後押ししていたため、最初はそういった方々との接触に抵抗感がありました。「こいつら、私をいじめる側だったような人間やろ」みたいな先入観。あと、どうやって話したらいいか分からない、みたいな。

加えて当時は帰宅時刻を逐一母に連絡しなければならないという地獄の過干渉生活だったため、ライブや打ち上げ(言うてちょろっとしか参加してない)から帰って遅くなると小言が飛んで来るし、そのたびに「バンドやってるような人たちとは深く関わるな」なんて言われてました。

今考えるとどんだけ偏見やねん。

なんか、壁を作ってたのは自分の方だったなとか、クソみたいなプライド持ってたなとか、もうちょっと自分の本心に従って生きてたらよかったなとか、最近しみじみ感じております。



だって関西住んでる間にバンド続けてたら、あのUNDERHAIRZとも交流持ててたかもしれへんのやで?
※今月初め頃に知った大阪発の女性3人によるラップユニットです。オープンすぎる酒と下ネタの曲ばかり……!逆に好感度が高いというか鬱々とした気持ちが晴れてきました。アンヘアはからだにいい。


視聴はこちら(まかり間違っても公共の場で垂れ流さないこと!当ブログは責任を追いかねます)


ティザーA
soundcloud.com

ティザーB
soundcloud.com

ティザーC
soundcloud.com






話をちょっとだけ戻して。


自分の本心に従って生きる、というのがぶっちゃけ私は苦手だった。苦手もクソもないか?苦手というか、「分からない」。高校時代はある程度好きにやらせていただいたけども。

小学生の頃なんて、「世界は物語で私が主人公、周りの人は登場人物、母親は主人公を操作するプレイヤー」みたいな感じ方をしていたから、どうやって動いてたのか自分でも分からなかったことが多かった。先生に何か注意されても何言われてるのか分かんない、とか。でも学業もスポーツも芸術も得意だから通信簿はオールA。ただ担任のコメント欄や素行の点数がボロクソ。病気かよ。病気だったと思うわ。
「お母さんがそう言ってたから」ってよく言ってたし、それを母に知られて怒られたときも「なんで?お母さんが言ってたじゃん」だったしな。
母親のせいにするな、と言われそうだけど、ほんまにあの頃は反射で生きてるようなもんだった。

……そう考えると今ちゃんと人間生活送れてるのが奇跡みたいに思えてきたわ。労働には復帰できてないけどね!


何の話や。

まあたまには、こういうのもありかなと。アデュー

"合理的"の壁をぶっ壊せ

お久しぶりの更新となりました。
今回は、当ブログでは初めてとなる映画レビューを行いたいと思います。

今までも若干いくつかの映画に触れてきた部分はありますが、がっつりいくよ。前置きの小噺もなし。



アップリンク吉祥寺ならびにアップリンク渋谷にて現在行われている「見逃した映画特集FiveYears」という企画で、12月と1月の2日間のみ上映されたこちらの映画を鑑賞しました。


"サーミの血"(原題:SAME BLOD)

www.uplink.co.jp


1930年代のスウェーデンにおける、少数民族サーミ人への同化政策ならびに人種差別を描いた映画です。
監督が"サーミの血"を受け継いでいるどころか、主演女優の方も実際にトナカイを放牧して暮らしているとのこと。劇中でトナカイの群れを追い払ったり、1頭のトナカイを捕まえたりしているのは"本物"の技。


お話自体は「差別を乗り越えて幸せを掴む」といったハッピーエンドではない、です。ネタバレだけど。
"老婆が少女時代を回想する"という話の都合上、少女期~老年期の間が全く描かれていません。目を覆うようなひどい出来事があったのか、血の滲むような努力で何かを掴めたのか、私たちが想像するしかない。
そして少女期の描写もひたすらにキツい。風景や民族衣装が美しいものの、どこか寒々しい。それが"北欧っぽさ"なのかもしれませんが。全体的に青みが強いフィルムだったように感じました。


1930年代のスウェーデンの話ということで「約90年も前の時代にはこんな悲しいことをしていた地域もあったんだね。繰り返さないようにしないとね」という他人事のような結論に落ち着く方もいらっしゃるかもしれませんが、そこはちょっと待った、です。



現代日本だってまだまだあるよ!差別!


「これは差別じゃなくて区別だから」

「差別されてるっていう被害者意識がいけないんじゃないの」

「繊細ヤクザwお気持ちの民www」

ファッキン。
あらやだ汚い言葉が出ちゃったわ。



映画の中では大きく分けて3パターンの差別が描写されています。

A) 悪意による差別。寄宿舎学校そばで、主人公達に「臭い」「あいつらを殺したら賞金もらえるらしいぜ」などといった言葉を投げ掛けていた青年たちが当てはまります。

B) 作中の時代で"合理的"とされている差別。主に寄宿舎学校のシーン。
頭の大きさや鼻の高さを計測したり、裸の写真を撮ったりして「研究材料」とする来訪者、主人公の聡明さを知りながらも「あなた達の脳は文明に適応できないという研究結果が出ているから、高校への推薦状は出せない」と言い放つ担任教師、サーミ語を禁止しスウェーデン語を強要しながらも外見でサーミ人と分かるよう民族衣装を着せる制度、など。

C) 無意識の差別。スウェーデン人の青年ニクラスの両親が、寄宿舎学校を抜け出しニクラスを訪ねた主人公に対して不信感を募らせる場面や、ニクラスの友人の人類学専攻の女性が主人公にサーミの歌「ヨイク」を聞かせるようねだり、見世物のように扱う場面。


日本でもアイヌ琉球民族の差別、同和問題韓国併合などを過去に行ってきた歴史があることから、Aについてはおそらく道徳教育なり何なりでだいぶ緩和されてきたのではないかと思います。
(※ネット上では未だにそういった言動をする方も散見されますが、おそらくこれらは匿名だからできているだけであって、面と向かってヘイトを吐き散らす人はいわゆるノイジーマイノリティではないかと感じています。ただ、その一人や一言でどれだけたくさんの人が傷ついているのか、どれだけの無知な人間に「あ、こういうこと言っていいんだ」と感じさせているかについては言うまでもなく許していい訳がありません。)

最近の日本のニュースやTwitterでは、上記のうちBやCに該当するものが多いですね。


「女性は入学後伸び悩むし、妊娠や出産で離職するから、入試の時点で予め点数操作をして入学者を減らしていた」という医学部医学科。

「心が女性といっても体は男性なのだから加害性がある」「女性だと言い張るならそれを証明できるような外見にしろ」と、性別適合手術を行っていないトランス女性に対して線引きをするシス女性。

精神科医香山リカ氏に対して「在日(外国人)じゃないという証明を見せてみろ」と迫るTwitter民。



ほか、対セクシャルマイノリティにおいてよくあるのは

腐女子がゲイに根掘り葉掘り性経験を聞く

・同性愛者は性欲が強い(出会い系アプリでワンナイトラブが日常茶飯事)という思い込み

MtFに対して「元は同じ男だから」という理由で許可もなく胸を触るシス男性

・「トランスジェンダーは男女両方の気持ちが分かる」という謎の認識

あたりでしょうか。


たぶんこういった言動をする人たちは「相手を困らせてやろう、苦しめてやろう」と心の底から思っている訳ではなくて「これくらい当然でしょ?」と思ってるんですよね。。。



そして、"それが当然"とされる環境においては、本来「差別される側」である人間が自身の素性を隠したり、ときには「差別する側」のふりをせざるを得なかったりする。

映画の中でも、主人公が民族衣装を脱ぎスウェーデン人の服を盗んでダンスパーティに行った際、追いかけてきた妹に対して「汚いラップ人ね!」とひどい言葉を投げかけたり、本名でサミー人と悟られないようにスウェーデン人の担任教師の名前を拝借して名乗ったりしていました。


……白状しますと、私も自身が同性にも恋愛感情を抱くということを隠し、会社や学校でいわゆる「ホモネタ」に乗っかって笑っていたことがありました。
さらに昔ですと、2ちゃんねるの書き込みを見すぎたり祖父母が保守思想だった影響を受けたりして、在日韓国人や在日中国人の方にあまり良くない印象を持っていた時期もありました。
「女性と男性の脳は違う」と信じていたことも。(それで「理数系も得意だし男子に試験で負けたことがないから自分は特例」と思ってたの、本当にどうしようもないですね)



「そういうもんでしょ」や「なんかひどいこと言ってるな」を放置すると、悲しむ人が沢山出てくるんですよ。

自分の足が何かを踏みつけていないか今一度問うてみると同時に、勇気を持って「それは偏見だ」「それは差別だ」と強く指摘することが求められているのではないかと再認識しました。


偏見を持ってしまうことは、誰しもあることだと思います。
が、それが表に出たときどうなるか。
「そんなはずじゃなかった」となるかもしれない……というのは映画「カランコエの花」をご覧になった方なら痛いほど分かると思います。
……何、まだ観てない?上映館が少なく期間もそう長くないものの、DVDのクラウドファンディングもやってるのでポチりましょう。

motion-gallery.net




閑話休題


最後にこれだけは言っておこう。
表現の自由」には「差別的な表現をする自由」は含まれていない!
あと「○○と思ってるけど実際にするつもりはない」とツイートした時点で表現しちゃってるからな!
表現規制をしたいんじゃないよ。基本的人権、公共の福祉が優先されるんだよ。。。義務教育で習うでしょ。


……このブログの読者に限ってそんなことはないとは思いますが、インターネットの海に小石を投げ込む訳ですから、きちんと宣言しておきたくて。




明日も明後日も、少しずつやさしい世界になりますように。

尋常ならざる絆

という概念を大学時代の楽団の後輩が掲げておりましてですね……。


彼女はそれをしばしば男性同士の関係性(※いわゆるブロマンスやボーイズラブにとどまらず、憎み合う間柄だけどそれゆえ真っ先に相手のことを考えるみたいなのも含むっぽい)に当てはめることが多いのですが、私は自分の諸々(もはや言うまい)のせいか、女性同士の関係性に対して使いたい。

……が、パクりはよくない。

じゃあ何て言えばいいんだ!?


と思ったけど、私は「互いに同程度のベクトル」というより「一見強い絆で結ばれているようだが、その熱量や背景の重さが片方だけ段違いで、実は噛み合っていない」といった関係性の方が刺さる。


2018年に見た映画(旧作含む)はその、刺さるのが、多かったんですよ……。
熱量の多い側の台詞がもう切なくて切なくて。


「希美といられれば何だっていい。希美が、私の全部なの」

「だって、君の一番になりたいじゃん?」

「この気持ちを伝えなきゃって思うんですけど……でも、女の子じゃないですか」

「何でもあげる。ずっとそばにいる。弥生ちゃんは何が欲しい?」

「この涙のためだったら、わたし何だって捨てられるよ。命だって捨てられるよ」


リズと青い鳥、鎧塚みぞれ。

少女邂逅、富田紬。

カランコエの花、小牧桜。

真っ赤な星、安達陽。

リップヴァンウィンクルの花嫁、里中真白。

他にも、「21世紀の女の子」の中の作品によってはそういった関係性が描かれていたり、いなかったり。
ムーラボ2018長編部門観客賞「書くが、まま」の松木ひなのあたりもそうですね。

「百合」だと広すぎるし、コレジャナイ感があるんですよ。
リズと青い鳥に倣って「disjoint(互いに素)」とか?でもなんかこれだとあからさまにバッドエンドみたい。


ンー、いい案あればコメントください。




* * * * * * 


さて、本題ですが。

そもそもこんな前置きを書いたのは先ほど「絶望的に噛み合わない」を経験してきたからなのでございます。


Twitter見てる人見てない人色々いらっしゃると思うので、発端となるツイート(ツリーも参照)を貼りますね。

twitter.com


もうちょっと遡ってダイジェストすると、

今秋あたりから自分の本当の気持ちやら本当にやりたかったことやら今の仕事の将来性やらに疑問を持ち始める

主に午前中だんだんと不安症状が出始め、集中力の低下などで仕事のミスも増え、12月下旬から出社できなくなる

年末年始の帰省もしんどくてパス。ただ病状を知っているのは母のみで、他の親類には「1/2に仕事がある」という体で誤魔化し

祖父母がこの連休にどうしても会いたいとせがむので弾丸帰省

必然的に母と今後の話になり、地元近くに帰ってこいという流れになるはずなので、覚悟を決めて自分の考えを言っちまうか


的な。


そして結果のダイジェストとしては、まずは病状と次やりたいこととしばらく休む時間が欲しいことを伝えて、それでも地元に帰ってこいと言われたら東京に残る最大の理由としてカミングアウトしようかな……という感じで最後の砦にしておこうとしたら案の定そういった展開になってしまったので言わざるを得なかった、という感じです。




療養や転職についてのやりとり。

母「私も更年期で鬱々としてたときあるから分かるけど、寝てても何も解決しないからとりあえずちゃんと朝早く起きて掃除なり炊事なりして、早めに転職サイト登録しときなさい」

私「そのエネルギーが今ないんですが。。。会社のメールすらろくに返せてないのに……」

母「まあでも早めに復職するなり次の職場決めるなりしてくれないと私の食欲が落ちてっちゃうよ。今私に何かあったら動けるのはあんただけなんだから、早く安心させて」


あなたの鬱と私の鬱は違う。
そしてなぜあなたの心の平穏のために無理しないといけないのか。




そして、セクシャリティの件について母が言ったこと。

「どっちでもいけるんだったらまだ新宿二丁目とかそういうところはやめときなさいよ」

「女性だけを好きって訳じゃないんだから、いいことだよ」

「まあ私は理解がある方だからいいけど、他の人には嘘つかないといけないね」

「自分でどうにかしてください。ご自由に」

ごめんなさい。既にレズ風俗利用してますし、今好きなのは女の子です。
理解があるって何なの、全然理解できてないじゃん。全国のレズビアンに謝ってくれ。



……と、言い返せなかった。

私、母に対してキツく怒れないんです。
14歳の頃の自傷カミングアウト後しばらく無視されたトラウマが未だに残ってて怖いからか、それを受けて意思疎通を諦めてるからなのかは分からないけど。



もちろん自分が現状親不孝で、多少わがまま言ってるのは分かってる。
女の一人っ子だし昔自傷してたから遠くに置いとくのは心配なのも分かる。
自立するまで育ててもらった恩もあるし感謝もしてる。


でもなんだろう、予想以上に噛み合わない。
まあ親子と言えど他人だから当たり前っちゃ当たり前だけど、悲しいというかむなしくなった。

特にセクシャリティの件は、現在母が子どもを相手にする職業やボランティア活動をしていることもあるのにこの対応だったので、映画「カランコエの花」のDVDもう1枚買ってぶん投げたろかとも思ったけど、きっと「私は理解があるからこんなことはしない」っていう強い思い込みを覆せないんじゃないかとも考え始めてつらくなるなどした。

motion-gallery.net



勘当されてる訳でも虐待されてた訳でもないけど、母がしんどい。
母と仲が悪く半別居中で、家庭にあまり関心がない父にも頼れない。
きょうだいもいない。


人が生きていくうえでの最後のセーフティネットが地縁や血縁、みたいなの本当にやめてほしいな。

こういう感じの形で寄り添える人を見つけられたらいいのに。

m.huffingtonpost.jp


早く楽になりたいよ。
死にたいんじゃなくて楽に生きたい。